ウェブマガジンTOP >学生企画 >2008年01月15日
学生企画

“写真記者”の魅力とは??

就活体験記vol.10 〜社団法人 共同通信社〜

第10回目の今回はのんさんの体験記をお届けします。
「記者」ではなく「写真記者」、「新聞社」ではなく「通信社」
を志望した彼の想いとは?
内定を勝ち取るまでの苦労についてもストレートに語ってもらいました。

☆今回の先輩紹介☆
  ニックネーム >>>  のん(女)
  大学 >>>  同志社大学
  内定先 >>>  社団法人 共同通信社
    専門職:写真・映像記者
  就職先 >>>  社団法人 共同通信社
  就活パターン >>>  苦戦 初志貫徹

☆僕・私の就活カレンダー☆
学年・時期 こんな行動してました、こんなこと考えてました
高校時代 テニスで全国大会に出場し、新聞の取材を受ける。「こういう風に、自分が大好きなスポーツに関われる仕事もあるんや」とスポーツライターやマスコミという仕事に興味を抱く。これがきっかけで、大学もメディア学専攻に進むことに。
大学2年生・春ごろ 大学のスポーツ新聞部でカメラを使い始める。「自分の同期の部員はカメラや写真への興味が薄い」と感じ、自分がカメラや写真に詳しくなろうと何となく思う。
大学3年生・秋 硬式野球部の試合に足を頻繁に運び、スライディングで泥まみれになる、選手たちの“汚い、だけどカッコいい”瞬間を撮ることに夢中になる。「もっともっと写真を撮りたい」との思いから、自分でキャノンの1眼レフを購入。ますますカメラにのめり込む。
大学3年生・1月 スポーツ新聞部の引退と同時に、遅まきながら就職活動をスタートする。下旬に在阪テレビ局に初めてESを提出(ES落ち)。毎日大学で開かれる企業セミナー等に参加。
大学3年生・2月 前月に引き続き大学で開かれる企業セミナーや個々のセミナーに参加。OB訪問や企業の説明会後、積極的に先輩社員に話しかけるように。この時期、徐々に報道カメラマンへの志望度が高まっていき、その他の仕事が写真の仕事以上に魅力的に思えなかった。

しかし某新聞社主催の作文・面接講座で「君ではどうしようもない。新聞社に入るのは無理」といった内容の手痛い批評を受け落ち込む。何となく受けていた在阪テレビ局もすべて一次面接で敗戦。
大学3年生・3月 写真記者だけに絞って就活をするのは不安があったので、次に志望度が高かった大手百貨店にもESを提出し選考を受ける。自分の企画力を発揮できるバイヤーの仕事に特に興味があった。
同時に新聞社の筆記対策を本格的に始める。先が見えない中での筆記対策だったので、精神的に辛かった。
大学4年生・4月 上旬から、新聞社の筆記試験開始。勉強の甲斐もあって筆記は大手でも難なく通過した。しかし圧迫面接に苦しめられ、志望度の高い企業も何社も落ちた。また写真記者志望だったため実技試験、などが毎日のようにあった。本命企業のみ最終選考までこぎ着け、23日に内定の電話をもらい就活を終える。
写真記者 : 事件や事故、政治、スポーツ等のニュースを報道するための写真を撮る記者のこと。カメラを片手に決定的瞬間を追い求めるのが仕事。
先輩に聞け!就活インタビュー

―のんさんは何故、“記者”ではなく“写真記者”を目指されたんですか?

 一番大きな理由は「写真を撮ることが好きだから」です。あと僕は「人の心に残る仕事がしたい」って思いが漠然とあったんですけど、文章ってどんなに素晴らしいものを書いたとしても、読者がちゃんと読んでくれないことには心に訴えられないなぁと。
その点写真はパッと見ただけでも分かってもらえて、人に訴えかけられる。そこに写真記者の魅力を感じました。

 あとスポーツ新聞部でずっと記事を書いてきて、自分の文章力の無さを痛感していたので記者は無理だと思っていたのも理由の一つですね(苦笑)

―またのんさんは最初から新聞社ではなく、通信社の写真記者が第一志望だったそうですが、それは何故ですか?

 僕は大学時代に、野球部の選手たちの“汚い、だけどカッコいい”瞬間を撮ることにすごく夢中になったんです。それで、「将来的には松坂のようなメジャーで活躍する野球選手を撮って、子どもたちに夢を与えたいなぁ」と。
 調べてみたら、今の日本の新聞に載っている海外スポーツの写真は、ほとんどが通信社から配信されたものだったんです。「海外スポーツを撮れる可能性が高い」というのが通信社を第一志望にした理由です。

 あと就活中に共同通信社の写真記者の方と話をした時に「スポーツ写真を撮りたいなら、うちが向いてると思うよ」と言われたので、通信社の中でも共同通信に行きたいと思っていました。と言っても、写真記者を採用してる通信社って共同通信社と時事通信社だけなんですけどね(笑)

(注 “通信社”:報道機関や民間企業のニーズを受けて、一般向けのニュースや経済・金融の情報を収集や配信を行う組織のこと。通信社自体は媒体を持たず、収集したニュースは提携先の新聞社や放送局などで発信される。日本では共同通信社と時事通信社が有名)

―そうなんですかー。そういうお話を聞いてるとすごく順調な就活のように思えるのですが、辛い時期とかはありましたか?

 3月末に友達が色んな企業の説明会に行ったり、選考を受けたりしてる中で自分は筆記対策で一日中家に閉じこもったきり。その時は、周囲から取り残されてる感じがしてすごく不安でした。筆記対策をどれだけやったとしても受かる保証は無いし。

 それから共同通信社の筆記試験は英文和訳が出題されるんですけど、僕は英語が苦手で。TOEICの点数も学生の平均以下です(苦笑)なのでこの時期はしょっちゅう辛くなって、机に向かいながら泣いてました。

 あと共同通信社の最終面接の前々日に新聞社2社から不合格の通知が来て、マスコミの持ち駒が共同通信社だけになってしまった時は、本当に崖っぷちでした。
 共同通信社は最終面接でも容赦なく学生を落とすと聞いていたので(実際、内定が出たのは僕を含めて5人中3人でした)、面接の前日はひたすら今まで受けたあらゆる面接を振り返って、万全の状態で面接に臨めるようにしました。

―では最後に就活生にメッセージを。

“就活”って言葉に騙されずに1社1社と真剣に向き合うことが、就活では大切だと思います。
「説明会や面接に行かなきゃいけない」って無理に思わず、自分のペースで自分のやりたいことを追い求めてください。

 それから、“挑戦”と“努力”を大事にして欲しいです。“挑戦”や“努力”は成果に結びつかないこともあるけど、“挑戦”や“努力”をしない限りは絶対に成果は出ません。頑張って下さい。

―ありがとうございました。

今回の先輩の体験記はどうでしたか?
次回はサイバーエージェントへの就職を決めた、
ひさよんさんの体験記を紹介します☆

お楽しみに!!



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