ウェブマガジンTOP >学生企画 >2007年12月27日
学生企画

福祉系学科の就活って??

就活体験記vol.9 〜社会福祉法人 成光苑〜

第9回目の今回はまこさんの体験記をお届けします。
一般の企業はほとんど受けず、福祉職一本での就活を行った彼女。
就職先選びの決め手や就職後の夢について、
色々教えてもらいました♪
社会福祉系学科に通っている学生さんは必見です!

☆今回の先輩紹介☆
  ニックネーム >>>  マコ
  大学 >>>  花園大学
  内定先 >>>  社会福祉法人 成光苑
  就職先 >>>  社会福祉法人 成光苑
  就活パターン >>>  こんな就活もあり 初志貫徹

☆僕・私の就活カレンダー☆
学年・時期 こんな行動してました、こんなこと考えてました
高校2年生の夏 ホームヘルパー2級を取得した父親の影響を受け、福祉の仕事に興味を持つ。そこで人々の人生をサポートする『ソーシャルワーカー』という仕事に憧れを抱き、社会福祉学部のある大学を目指そうと決める。
大学1年生・8月 近所の老人ホームで行なわれた、地域住民を招いての一周年記念イベントに参加。そこで初めて、施設で暮らしている方々の思いに触れる。
大学2年生・春〜夏 「机上の知識だけでは実際の現場は分からない」と思い、比較的時間のあったこの時期に、知的障害者の方とキャンプに参加したり、自閉症の子供達と一緒に遊んだりした。様々な方たちと交流する機会を多く持つよう心がけた。
大学3年生・8〜9月 社会福祉士の資格取得のため、1ヶ月の社会福祉実習に望む。老人デイサービスで働いている職員さんの「いかに利用者の方にデイサービスでの時間を楽しんでいただけるか。不安や悩みを少しでも取り除きたい」とい姿勢に感銘を受け、自分もこのような職員になりたいと思う。
大学3年生・10月 大学での、就職セミナーに参加。自己分析を始める。
大学3年生・11〜2月 企業説明会に参加。金融関係の仕事に興味を持つ。某銀行にESを送り、通過。大学の就職課に面接について相談に行ったところ、「あなたは、この業界で一体何がしたいのか。この業界に足を踏み入れるに当たって、何かしてきたことはあるのか。」と聞かれる。その一言がきっかけで、自分が進みたい方向について改めて熟考。自分の将来を真剣に考える中で、「福祉職」一本で就職活動を進めることを決める。
大学3年生・3月 大学の求人だけでなく、幅広い求人情報を収集しようと、大阪府福祉人材センターに求人登録をしにいく。
大学4年生・4月 実際の現場を少しでも事前に勉強しておこうと、週2回、家の近くの老人ホームで介護職アルバイトを始める。
大学4年生・5月 大学の就職課で、就職課の先生より「社会福祉法人 成光苑」の求人を紹介される。説明会に参加し、職員の方の仕事に対する考え方、方針、取り組みについてとても共感を持つ。
大学4年生・6月 成光苑の採用試験を受ける。自分の今まで経験してきたこと、その中で学んだこと、考えたこと、将来の自分像(今後どのような目標をもって仕事に取り組んでいきたいのか等)について、面接官に想いをぶつける。こんなに早く内定が出るとは、自分でも信じられなかったが、色々な角度から検討し、ここへの就職を決める。就職活動終了後は、ホームヘルパーの資格取得や社会福祉士の国家試験の勉強などに取り組んでいる。
※ ケアマネージャー:
(介護支援専門員)
要介護者等(利用者)の依頼を受けて、その人の健康状態や家族状況、 希望などを把握し、最も適切なサービスを組み合わせた計画 (ケアプラン)を作成する。サービスの調整やサービスの管理も行う。
※ ホームヘルパー:
(訪問介助員)
お年寄りや心身に障害を持っている方など、日常生活での困難が多い方々の家庭を訪問し、身体の介護等の介助を行う。介護が必要な方々が、より充実した日常生活を送れるようにお手伝いをする。
※ ソーシャルワーカー:
(社会福祉士)
心身に障害がある方や環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある方の福祉に関する相談に応じ、助言や指導等の援助を行う。
※ ケアワーカー:
(介護福祉士)
老人保健施設や特別養護老人ホーム、グループホーム等で、身体的に障害があるお年寄りの日常生活をサポートする。

先輩に聞け!就活インタビュー

―福祉関係の仕事というと「大変そうな業界だなぁ」との印象を持たれがちだと思います。そんな中で、マコさんは福祉関係の仕事に就くことをなぜ決めたんですか?

 おばあゃんっ子だったこともあって、小さい頃から漠然と「お年寄りの役に立てる仕事がしたいなぁ」って思ってたんです。それで最初に考えたのは看護師さんでした。でも実際に働いている人の話を聞いてみたら、仕事はすごくハードそうだし、お年寄りよりも病気やケガの方に関わる機会のほうが多いらしいので、自分が思ってたのとはなんか違うなぁと感じて。それで、「他に何か無いかなぁ?」と思っていた時に、丁度父親が趣味でホームヘルパーの資格を取ったのを見たこともあって、介護や福祉に興味を持ち始めました。その後自分で色々と本とかで介護や福祉の仕事について調べてみる中で、人が一番暮らしやすい環境を作れるソーシャルワーカーという仕事を知って、「なんて素晴らしい仕事なんだろう」と。そこから、大学も福祉関係の勉強ができるところを目指そうと決めて、当時ソーシャルワーカーの試験の合格率が比較的高かった花園大学に進みました。

―マコさんは老人ホームでアルバイトをしたり、授業以外でも積極的に福祉の世界について知ろうとしていたとお聞きしたんですが、現実を見ることで逆に福祉の仕事に幻滅してしまったことはないんですか?

 「福祉の仕事は “世のため人のため”っていう良いイメージがどうしても先行しがちだし、就活の前に実際の現場を見ておかないと理想と現実のギャップに打ちのめされちゃうなぁ」って考えて、こういう行動をしたので『人手不足が原因で、施設に入所しているお年寄りの方と充分には向き合えていないこともある』といった福祉の仕事の悪い面を知っちゃっても、幻滅したことはなかったですね。逆に現実を見たことで、「この環境を変えたい!!そのためにもやっぱり将来は福祉の世界で働こう」って思いが強くなりました。なので、福祉への思いが揺らぐことは全く無かったです。

―ではなぜ社会福祉法人 成光苑を就職先として選ばれたのかを教えてください。

 理由は本当にたくさんあります。成光苑が老人施設やデイサービス施設など多様な施設を持つ、総合的な施設だったことか、施設がすごく綺麗だったこととか。あとお給料がそこそこ良かったのも理由です。福祉の仕事ってキツイ割にお給料があんまり良く無くて、ひどいとこだと手取りで10万円ぐらいだったりとか。「生活できひんやん!」みたいな(苦笑)
 でも一番惹かれたのは、「最終的には利用者の方の自立度を上げて、在宅で介護できるようにしましょう」という考え方を職員さんたちが強く持っていた点です。あと介護技術って実は日々進歩してるんですけど、「そういう新しい技術を身につけるために自主的に勉強会を開いて皆で学んでいこう」っていう姿勢が強いところのにも魅力を感じました。

―なるほど。最後に、マコさんの今後の目標を教えてください。

 大学卒業と同時に社会福祉士国家試験の受験資格が得られるので、まずはその試験に合格したいです。それから成光苑で2〜3年は介護介助等の現場で経験を積んで、ゆくゆくはソーシャルワーカーになれたらなぁと思っています。ソーシャルワーカーは人の相談に乗る仕事ってことで、新卒でなるのは不可能に近いんです。人の人生に深く関わる責任のある仕事なので、やっぱり現場を知っていないと。これが今のところの私の青写真です。

─ありがとうございました。

今回の先輩の体験記はどうでしたか?
次回は社団法人 共同通信社への就職を決めた、
のんさんの体験記を紹介します☆

お楽しみに!!



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