ウェブマガジンTOP >学生企画 >2007年12月06日
学生企画

マスコミ一本の就活。新聞記者への熱い想い

就活体験記vol.5 〜読売新聞社大阪本社・一般記者職〜

第5回目の今回は大学浪人時代から新聞記者を志し、
見事読売新聞社大阪本社に就職を決めた
とらさんの体験記をご紹介します。

マスコミ一本で就活を行なっていた彼。
成功の秘訣はどこにあったのでしょう?

☆今回の先輩紹介☆
  ニックネーム >>>  とら (男)
  大学 >>>  同志社大学
  内定先 >>>  読売新聞大阪本社・一般記者職
  就職先 >>>  読売新聞大阪本社・一般記者職
  就活パターン >>>  初志貫徹

☆僕・私の就活カレンダー☆
学年・時期 こんな行動してました、こんなこと考えてました
浪人時代 ジャーナリストの本多勝一さんの講演を聞き、新聞記者を目指すことを決意。元々ジャーナリズムに興味があったこともあり、この時からマスコミ関連の学部を志望する。翌春に同志社大学のメディア学専攻へ入学。
大学1年生・春 大学の学生スポーツ新聞部に入部。取材や記事執筆を経験し、「たくさんある事実のどこに光を当てて報道するのかに、自分のセンスが問われる」という点に新聞制作の奥深さとやりがいを覚える。3年次は編集長も務めた。記者への思いが強くなった。
大学3年生・12月 就職活動を開始。筆記試験対策の勉強に取り組み始める。クラブのつてをたどって、マスコミで働いている知り合いにOB訪問をしたりもしていた。
大学3年生・1月 マスコミ以外の仕事には興味が持てなかったので、「マスコミ以外は受けない」と決め、説明会もマスコミ系しか足を運ばなかった。テレビ局のESを提出し始めたのもこの頃。
大学3年生・2月 テレビ局の面接が始まる。「新聞社を受けるまでに面接に慣れておきたい」との思いから、テレビ局にはエントリーしていた。結局6社受けて、MBSとTBSが最終選考の一つ前まで選考に進んだ。TBSは会社とのフィーリングがすごく合っていると感じていたので、落ちたときはものすごくショックだった。
大学3年生・3月 新聞社のエントリーシートに記入し始める。テレビ局は全滅が決定したが志望度はそれほど高くなかったので、「こんなもんだろうなぁ」と割り切れた。ある程度まで選考に進めたことで自信もついた。
大学4年生・4月 新聞社の選考が本格的にスタート。一般紙(全国紙中心)とスポーツ紙を受けていていた。朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、報知新聞社は筆記試験で撃沈。そんな中で、選考の進んでいた読売新聞社とサンケイスポーツの選考の日程が重なってしまい、読売新聞を受けることを選ぶ。4月の末に読売新聞社から内定。選考に進んでいたスポーツ紙も数社あったが全て辞退し、就職活動を終える。

先輩に聞け!就活インタビュー

―とらさんは当初、一般紙とスポーツ紙の志望度が同じぐらいだったというお話を聞きました。読売新聞とサンケイスポーツの選考日程が重なってしまった時に、なぜ読売新聞を受けることを選ばれたんですか?

 僕が最終的に読売新聞の選考を選んだのは、スポーツ紙の悪い面を僕自身が一読者として強く感じていたからです。スポーツ紙が昔から好きでずっと読んでいたからこそ、感じた部分だと思うのですが。それは「スポーツ紙はスポーツの現場を伝えようとしてない」ってことです。
 具体的に言うと、今年の春頃に高校の野球部の特待生制度が問題になりましたよね?なのに関西のほとんどのスポーツ紙がタイガースの話題ばかりを1面に載せていて、この問題を1面には出さなかったんです。その時に「今のスポーツ紙は人気スポーツのファンを満足させるためだけの紙面になってるな」と絶望を感じました。最終的に一般紙を就職先に選んだのも、これが大きな理由です。もちろんスポーツ紙には良いところもたくさんあるんですけどね。
 あとはサンケイスポーツは産経新聞や夕刊フジとか、産経グループのどの新聞に配属されるかが分らなかった(注:『サンケイスポーツ取材記者』として採用されても、産経新聞や夕刊フジなど他紙に配属される可能性がある)のでそれもちょっとイヤだなぁと思ってて。特に産経新聞の論調は自分の信念には合ってないと思っていて、もしここで働くことになったらずっと自分を偽らなきゃいけないなぁと。そんな理由で読売新聞を選びました。
 将来的には、僕は記者として特にスポーツに関わりたいと思っているんです。でも「スポーツについてより深い記事を書くには、スポーツという狭い世界だけでなく色んな世界を知っていたほうが良い」と就活を通して感じて。だからスポーツ紙ではなく、幅広いジャンルの報道ができる一般紙の読売新聞に行くことを決めました。

―スポーツ紙をずっと愛読していて、紙面を研究されていたからこそ出せた結論ですね!では、就活をしていて辛かったことって何かありましたか?

 志望度の高かった朝日新聞社と日刊スポーツ新聞社に筆記試験で落ちてしまった時は、本当にショックでした。幾つか選考に進んでた新聞社もあったんですけど、もう自分が選考に落ちるイメージしか抱けなくて。精神的に不安定になっていたので「マスコミにこだわってたらダメなのかもなぁ」って、一般企業にも目を向けたりしてました。でも一般企業への志望理由が無いから、ESが書けなくて(苦笑)読売新聞社に落ちたら腹をくくろうと思ってました。

―最後に、高倍率といわれる新聞社への就職が決まったのは何故だと思いますか?

 「これだけは絶対、人に負けない」と胸を張って、他人に誇れるものがあったからでしょうね。僕の場合は学生スポーツ新聞部での経験だったんですけど。自分が編集長をやってた時に、"大学の看板部であるラグビー部への批判"という今まで無かった切り口での企画を打ち出せたことが一番大きかったです。「こういう新しい新聞を作るのを自分が主導したんだ!」という自負が自信に繋がりました。
 今就活をしている皆さんにも、そういう自信を持って自分らしさをアピールできるポイントを見つけて、就活に臨んで欲しいと思います。

─ありがとうございました。

今回の先輩の体験記はどうでしたか?
次回は総合飲料メーカーA社への就職を決めた、
マサさんの体験記を紹介します☆

お楽しみに!!



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