ジャーニー石坂の世界一周放浪記5 〜ケニア編〜
■旅の案内人
石坂 達
ニックネーム:ジャーニー石坂
東京農工大学
農学部3年生
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ジャーニー石坂のBLOG★
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ジャンボ(こんにちは)!!ジャーニー石坂です!!
今回は、アフリカ大陸中部、赤道直下の国ケニアです。
さてさてこの国ケニア、ガイドブック見ても物騒なことしか書いてないんですよね。
「ナイロビでは決して外を歩いてはいけない」みたいな。
もしくは、「サバンナとか自然だけの国」みたいな。
だから、そのまんまガイドブックの言う通り行動すると、
「大都市ではタクシーに乗って移動、きれいなホテルに泊まり、キリマンジャロとかマサイマラ国立公園に行って、
『あー楽しかったね、いいとこだったねケニア』で終わり」
…そんな旅になっちゃいます。
確かに、それもあります。
でも決して、それだけの国じゃない。
そんな旅じゃ触れる機会の少ないケニアの人びとは、実はとってもフレンドリー。
子供なんかむっちゃくちゃかわいい。
でも、もちろん物盗りとかもいて、俺も実際親父からもらったGショックを盗られました。
「怪我しなくてよかった」ってケニア人の友達は言ってましたよ。
貧困もひどいです。スラムは膨張を続けているそうです。
エイズなんか、かなり身近な問題。
自然だって、今は豊かだけど、人口増加や開発、観光産業などでどんどん痛めつけられています。
そんな状況の中、ケニアの人はたくましく、のんびりと楽しんで暮らしています。
俺も一ヶ月とちょっとしか滞在していないからこんな事言うのはおこがましいけど、
もしこの国に訪れる機会があるなら、ぜひ、そんなリアルなケニアを感じる旅をしてほしいです。
ベタですがマサイマラ
そんな前置きを入れつつも、やっぱり行きたいマサイマラ。
NGO「アフリカと神戸俊平友の会」代表の神戸先生と、
先生の家で居候してたキョーコさんと一緒に、
マサイマラに行ってきました。
俺たちの泊まるところはきれいなホテルなんかじゃなく、村はずれの診療所。
水は雨水、もちろん電気なんかありません。
テントで寝るんですけど、虫やカエルなんかが侵入してきます。
まあそんなところで、最初の夜はマサイ族の門番と一緒に、広がる星の下、虫の音の中、みんなでニャマチョマ(牛肉のバーベキュー)を食べながら南十字星探したり、影絵なんかして遊びました。
翌日はのんびり、バスルームを作ったり、マサイ族の焼肉パーティみたいのにつれてってもらったりしました。ライオンを倒すだけあって彼らはワイルドで、牛一頭を丸ごとばらして焚き火で焼くんです。
肉汁が滴り落ちて、あれはうまかったね!
で、待望のマサイマラ国立公園。サバンナをジープで疾走するんですよ。
イボイノシシとかガゼルとかカバとかシマウマとかキリンとかワニとかトピとか象とかバッファローとかいっぱいいて、もうテンション上がりまくり!
草丈が高くてライオンは見れなかったけど、チーター3頭が帰り道に佇んでて、すごい綺麗でした!
ただ、公園内のサバンナの草原を、ジープで入るのには心が痛みました。
そうやって観光で自然を傷つけてるわけですから。
What a wonderful slum
ナイロビ郊外。
舗装の不十分なガタガタ道を、レゲエをガンガンに流すマタトゥ(乗り合いワゴン)が駆ける。
46番線の終点は、カワングワレ。スラム街です。
トタン屋根のボロ小屋が並び、道には外国からの救援物資の服なんかが並んでいます。
俺はここに入るまで、スラムってただ危険だという暗いイメージしか持っていませんでした。
でも、それは間違いだったということに気づきました。
赤土の大地を、たくさんの人たちが行きかう。
学校帰りの子供たちが楽しそうに歩いてくる。
たっぷりの笑顔で、どの子も「はうあーゆー?」って話しかけてきてくれる。
日本とは違って、大人たちも余裕がある(仕事がなくて暇なのかも知れないけど)。
友達を見つけると、本当に楽しそうにうれしそうに握手して話しだすんです。
ルイ・アームストロングの「このすばらしき世界」って曲、みなさんもどこかで聞いたことあると思うのですが、ほんとそんな感じです。
こんなフレーズ。
I see friends shakin' hands, sayin' "How do you do?"
They're really saying "I love you."
なんだかお互いが本当に愛し合っている感じで、それを見ているだけですごい嬉しくなっちゃいました。
貧困とかエイズとか、大きな問題を抱えているスラムだけど、あそこには確かに、日本が無くしてしまった大事な何かがあると思います。
※スラムが危ないところなのは確かなので、行くなら貴重品は持たず、自己責任でどうぞ。
大きな問題と戦う、NGOの仲間たち。
ケニアでは、いろんなNGOの仲間に会えました。
ケニア東部、ガリッサでは、学校建設などの活動をするNGO、ミコノインターナショナルさんにお世話になりました。
俺は毎日、うだるような暑さの中、土嚢を積んで家を作ってました。
このガリッサ、日中は40度をはるかに超え、毎日が熱帯夜という、
結構しんどい環境だったのですが、 だからこそ、仕事終わりの冷えたビールが最高に美味かった!
それから、前述の神戸先生をはじめ、いろんな人に会えました。
「MOTTAINAI」で有名なワンガリマータイさんのNGO、グリーンベルトムーヴメントのスタッフ、ウィリアムさんと仲良くなって、事務所とかに訪問させてもらいました。
ケニア西部、ケニアで唯一、氷河期から存在するという貴重な熱帯雨林、カカメガの森では、環境教育を行うNGO,KEEP(カカメガ環境教育プロジェクト)のスタッフ、パトリックさんと出会え、森を案内してもらいました。
彼をはじめ、この森の近くに住む人たちは、みんなこの森を愛していました。
そのカカメガの森の近く、シニャルという町にあるtakatifu gardenというキリスト教系のNGOには、アルゼンチン、アメリカ、インド、オーストラリア、ドイツ、そしてもちろんケニアと、世界中からボランティアが集まり、共同生活を行っていました。
みんな本当に気持ちのいい人たちで、毎日笑いが絶えなかったです。
そのほか、動物孤児院でボランティアしてる獣医の学生さんとか、
孤児院を運営してる人とか、
木の種を泥団子で包んで蒔いて植樹する日本のNGOとか、
スラムでエイズ問題に取り組む人とか、
アフリカの歴史から平和構築を研究してる人とか、
いろんな面白い人たちがごろごろしてました。
そういった人たちの話を聞いて、
「ああ、こんな世界が、こんな生き方があったんだなー」
なんて思いましたね。
おまけ1 ケニアの大学生は・・・。
環境のカンファレンスで、フラミンゴの渡来で有名な、ナクルのエガトン大学の大学生に会えました。
彼も俺と同じ、環境科学を勉強しているようで、もっとじっくり彼と話したかったです。
彼はこの夏、なんと日本に来るみたい。
「日本ケニア学生会議」という学生団体が、8月にケニアから大学生を呼んで学生会議を開くそうです。
ぜひ参加してみては?
おまけ2 この言葉は覚えとけ!!
・ハバリ?→ムズーリサーナ(元気?→バッチリさ!)
とってもフレンドリーなケニア人。
目があうとこうやってスワヒリ語で挨拶してきてくれます。
ただ、受け答えの言葉がいろいろあって、初めてだと戸惑うかも。
まずはこうやって受け答えすれば、バッチリです。
・ポレポレ(ゆっくりね)
ケニアにいて、そんなにせかせかしても始まらない。
ゆっくり、ポレポレでいこう。
今回は、デジタルカメラが壊れていたせいで、あんまり写真はとれませんでしたが、カメラなしの旅ってのもいいもんですね。
カメラを持つと、なんだか写真を撮るために旅するようになっちゃうからさ。
次は、南米にいよいよ上陸!
アルゼンチンを目指します!
それでは、お互い生きてたらまたあいましょう!
クワヘリ(さようなら)!!