ウェブマガジンTOP >異才発掘SHOWCASE >2008年03月28日
異才発掘SHOWCASE

お笑いへの飽くなき挑戦心

現役大学生お笑い芸人 扇旋二麗(おおぎ せつれい) 

お笑い芸人 扇旋二麗
落語家を連想させる芸風と、透き通るような美声から繰り出されるボケが妙に “クセ”になる。 彼の名は扇旋二麗。お笑い芸人を目指す大学生の大会「D−1グランプリ2007」で、個人賞3位と敢闘賞(最も会場を盛り上げた人に送られる賞)の二冠を獲得するほどの実力の持ち主だ。
「とにかく面白いことはとことんしたい!」 そんな一心で、いつの間にかプロのお笑い芸人を目指すことになった扇さん。彼が作り出す笑いの世界にみなさんをご招待します。


面白いことが好き!それが落研に入った理由


お笑いが大好き

大阪で生まれ育ったこともあり、小さい頃から面白いことが大好き! 「自分が面白いと思ったことはとことんやる!」というのが彼のモットーだ。

高校時代は、一日限定で髪を真っ赤に染めて街中を歩き回ったり、 ホワイトデーにクラスの女子全員へバラの花を配ったりもした。 むろん、街の人や女子全員から “ひかれた” ことは言うまでもない。


お笑いについて真剣に語る扇さん""

そんな彼が大学で落研に入ったのは、
「とにかく面白そうだったから」という理由。
ネタ作りすらしたことはなかったが、 「人を笑わすことに挑戦してみたい!」と、 自分の“笑いの可能性” を試してみることにしたのだ。

この頃はまだ、お笑い芸人になりたいとは思わず、 とにかくお笑いに挑戦したいという思いが強かったそうだ。


笑いを通じてレベルアップ!!

赤髪のお笑い芸人

落研に入り、本格的にネタ作りを始めた扇さん。
老人ホームや税務署に余興に行ったりもした。
初めは全く笑わないお年寄りの前でネタを披露することに抵抗を感じたり、オバちゃんの無茶振りに散々悩まされたりもしたらしい。

だが、何度もネタを作っていくことでコツや笑いの
パターンも分かり、さらに観客の年齢層や好みを
入念に調査することで、徐々に依頼者の要望に
沿ったネタを作れるようになったとのこと。

また、昔は考え方も固く融通の利かない性格だったが、お笑いを通じて何事にも柔軟に対応できるようになったそうだ。

落研の仲間とコント

様々な経験を通して、芸人として大きく成長していった扇さん。 お笑い大会にも出場し、プロの芸人や同じ 大学生でプロを目指す人たちに出会った。

そこで、彼らのお笑いに対するひたむきな姿勢を見たり、お笑いについて語り合うことで 「自分も負けていられない」 と、刺激を受けていった。
そして徐々に “プロの芸人になる” という想いが彼の中に芽生え始めたのだそうだ。


笑いで恐怖を吹き飛ばす!!

D-1グランプリ

扇さんが芸人としての成長を最も感じたエピソードにこんなものがある。

その日彼は、とあるバーでご機嫌なひとときを過ごしていた。お酒も進み、バーの経営者とも仲良くなり、ラッキーなことに帰宅時に送迎車を出してもらえることになった。

しかし、これが天国から地獄へのドライブの始まりだった。なんと、経営者も運転手も裏社会の人だったのだ!これだけでも充分怖いのに、自宅へ向かう途中で急遽行き先が変更されてしまった。

そして、連れて行かれた先で待ち構えていたのは “スーツを着た20人の怖い男たち”だった・・・。
輝かしい栄光





男たちの円の中心で車から下ろされ、恐怖のどん底に陥った扇さん!!だが、彼はその時「この状況をどういう風にネタにできるかな?」と考えていたそうだ。

なんと凄まじい“芸人魂”だろう。 普通の人ならあまりの恐怖に気絶してしまうところだが、彼は恐怖を笑いのネタに変えてしまうという発想の転換で、その場を乗り切ってしまったのだ!

むろん、この一連の騒動がネタになったことは言うまでもない。


  

人生は常に攻めの姿勢


扇旋二麗(おおぎ せつれい)
本名:杉野智規
ニックネーム:おせつ
近畿大学 法学部 4年生
所属:近畿大学文化会落語講談研究会

おせつさんのBLOG★
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今春から東京でプロの芸人としての 道を歩き始める扇さん。
「後悔だけはしたくない!」
それが安定した生活を捨て、厳しい世界に身を投じる彼の原動力となったそうだ。

将来はオールマイティーに仕事がこなせる芸人となることが目標。 「1つのネタにこだわらないで、いろいろなスタイルのネタができるようになりたい」 と、芸の幅を広げるために蜂の幼虫やイナゴを食べるなど、お笑い修行の毎日を送っている。

“常に挑戦し続ける男”扇旋二麗!

最後に彼は「大学生活は大きな可能性を秘めています。
悔いの無い大学生活を送るためにも、恐れずいろいろなことにチャレンジしてください!」
と私たちに熱いエールを送ってくれた。



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