ウェブマガジンTOP >大学生のアルバイト事情 >2006年09月19日
大学生のアルバイト事情

新郎新婦に聖なる美声を贈ります!

聖歌隊 <お宝バイト図鑑File9>

「街で知ってる曲とかが流れると、
 ついつい口ずさんじゃうんですよ(笑)」

告白ももちろん歌にのせて…
てなことはないけれど、
どんな時でも歌うことは大好きです、
と楽しそうに語る溝渕さん。
その気持ちが声にも表れている。
カラオケでお金を払って歌う大学生は沢山いるけれど、歌ってお金をもらえちゃう人はなかなかいない。現在大学2年生の溝渕さんは、アルバイトで、聖歌隊として結婚式で賛美歌を歌っている。


「声楽を勉強したい」 思い立ったのは大阪大学2年生の時だった。

もともと歌うことには興味があって、高校時代には合唱部に所属、大学でも音楽学の研究室を選んだ。けれど「もっと技術を磨きたい!」その思いから、芸大への受験勉強を在学中に始めたそうだ。現在は京都芸術大学の音楽学部で、声楽の勉強に励んでいる。

新郎新婦入場の場面や、指輪交換の場面など、多い時は6〜7曲も歌う。ソロのときもあれば、2人や4人で重唱をすることも。初対面の人と、式の前に少し合わせる練習のみで本番に臨むのだとか。「難しいけれど、いろんな人と合わせる経験ができて、それも勉強になりますね。」

なんと意外なことに、このバイトを見つけたのは求人情報誌!「なんとなく探していたところたまたま目に入ったんです。こんなバイトが普通の求人情報誌に載っているなんて私も驚きました!」
4年生の11月から、芸大へ行くための勉強をしながら始めたこのバイト。舞台が結婚式というだけに、やはり感動する場面はとても多い。新婦のご両親が泣いていると、もらい泣きをしてしまって鼻をすすってしまったことも(苦笑)

多い時には1日5〜6本の式に出席するので、前日はあまり寝不足にならないようにとか、お酒を飲みすぎないようにと気を使っている。

「新郎新婦にとっては、一生に一度の日。失敗はできないので、とても緊張しますが、良い緊張感です」と、心構えもなんだかプロっぽい。自分の勉強していることをお仕事としてできるのがとても嬉しいです、と話してくれた。

溝渕 悠理
ニックネーム:ゆり
京都市立芸術大学2年生






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晴れた午後、
教会に響き渡る
美しいハーモニー。

今日も彼女は
結婚の誓いを
立てる2人に、
祝福の歌声を届ける。


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