実は競技人口世界第2位のスポーツ、クリケット。
このクリケットを愛してやまないのが、同志社大学クリケットクラブ「パープルイレブン」です。
この写真は練習試合の時の一枚なのですが、日本の大学のサークルらしくないことに
驚くでしょう。
外国人チームとの練習試合を重ね、2006年に北関東・関西学生選手権優勝、
2007年には大学生クリケッターにとって日本一の栄冠を手にする夢の舞台、
チャンピオンズウィケット準優勝を成し遂げました。
チームは関西においては敵なしといえるほど、しかし何よりも
スポーツを通じた国際交流の量、質については日本一だと言えるでしょう。
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ここは一体どこの国なんだ…という錯覚 |
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グランドのあちこちから聞こえてくる
明らかに日本語ではない会話…
声のするほうを見るとそこには明らかに
日本国籍ではない人たちが…
日本人同士の試合に慣れている我々には
異様な光景だが、「パープルイレブン」
の面々にとってそれは見慣れた風景です。
というのも、クリケットの競技人口は
サッカーに次いで世界第2位。
世界では超メジャースポーツなんです。
そのため、日本にもたくさんの外国人チーム
があり、当然外国人チームとの対戦が主に
なってきます。
インド・パキスタン・イギリス・
ニュージーランド・オーストラリア…
様々な国の人やその文化に触れることが
できるんです。
さらに、クリケットの競技スタイルも交流を
活性化させます。
おそらくあなたが今まで経験してきた
スポーツは試合時間を分単位で考えていた
でしょう。しかしクリケットは違います。
試合が5日にわたることもあるんです。
試合時間が長いからこそ、チーム同士が
交流を深める機会が多くなります。
クリケットはフェアプレーを重んじる
英国紳士のスポーツ。その気風たるや、
試合途中にティータイムやランチタイムが
始まるほどのんびりしたものです。
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目の前で繰り広げられる驚愕の出来事 |

ふと対戦相手方ベンチを見ると
膝まずいていた…
対戦相手がきまって日本人ばかりの
サークルならば「一体どうしたのだろう」と
首をひねるはずです。
なんと彼らはここ日本からはるか遠くの
メッカへ祈りをささげていたのです。
自分の目の前に繰り広げられる、
日本人の生活とはかけ離れた出来事。
今まで中央アジアの文化に触れる機会が
あまりなかった彼らにとって、初めてその文化に
触れた瞬間でもありました。
けれど、これはイスラム教圏の人たちとの
試合のときはいつものことなので、徐々に
特別なものという感覚は取り除かれていきました。
また、本場の料理をふるまわれることも
よくあります。お昼ご飯として
持ってきてくれる時もあれば、炊き出しのように
その場で作ってくれる時もあるそうです。
「初めてスパイスのきいた辛いカレーを
食べたとき、体中に衝撃が走りました。
今まで自分がカレーと呼んでいたものは
一体何だったのか…」
時には家に招待してくれてその国の
生活習慣を五感すべてを使って感じる
ことができます。
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クリケットで感じるそれぞれの地域性 |
様々な国の人たちと交流する中で
「地域性」というものも感じます。
欧米の人たちは、会った瞬間からフレンドリー。
何年来の付き合いだろうかと思うそうです。
握手から始まり、よくしゃべりかけてきます。
思わず「欧米か」とつっこみたくなる
力強い握手と、フランクなトーク。
シャイな日本人の彼らには戸惑うことも
あったそうです。
お酒も大好きで、よく飲みに誘われます。
それも外人バーに連れていくので「欧米か」と
つっこみたくなるそうです。
中央アジアの人たちについては
「正直怖かった」と彼らは振り返ります。
胸まで伸ばしたひげなど、いかにもな風貌から
怖い印象を持ったのだとか。ですが、
彼らと触れ合ううちにそれはその国の
文化であり、ありふれたことなのだと
認識するようになったので、
怖くなくなったそうです。
日本人と同じくシャイな彼らにはあいさつから
始まり、クリケットというツールをフル活用して
徐々に仲良くなっていくのだとか。
また所変われば品変わる、
国が違えばプレースタイルも変わる。
体が大きくパワフルなホームランを連発する
欧米スタイルと、ピッチング主流で
コンスタントに点数を稼ぐテクニック重視の
アジア。
パープルイレブンはこの相反する両方の
スタイルを同じように尊敬し、観察して
同志社のクリケットスタイルを模索しています。
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「関西からクリケット旋風を巻き起こすでぇ!」 |
最近日本でも徐々にその名が知られるようになってきた
クリケット。
彼らも最初クリケットを知らなかったメンバーばかりだったにも
関わらず、今ではクリケットの魅力にどっぷり浸かってしまったそうです。
この魅力がもっともっと多くの人たちに伝わって、クリケットが
日本中に広まってほしいと彼らは言います。
また彼らのチームにはなんと日本代表がいます。
4年生の柴田和也君がそうです。
このことは彼らにとっていい刺激となり、より一層練習に励む
原動力になったのだとか。
クリケットに出会えた幸せと
それによって世界各国の仲間たちと出会えた幸せ。
彼らのクリケットに対する愛にもうなずけるような気がします。
同志社大学クリケットクラブ「パープルイレブン」HP
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