尚美学園大学女子硬式野球部
2006年4月、女子野球界に新たな歴史の1ページが刻まれた。尚美学園大学女子硬式野球部、彼女たちが今後の女子野球界を牽引していくことは間違いないだろう。練習風景を覗いてみると、そこには野球人にとっては贅沢と言っても過言ではない専用のグラウンドが広がっていた。そこで大きな声を出し、のびのびとグラウンドを駆け回る選手たちに早速話を聞いてみた。
チームの“売り”は?
「まだ創部1年目ということで部員は8人しかいません。まだまだ模索中かな?(笑)でも一人ひとりの元気良さや声の大きさは負けない!とにかく野球が好きなんです!」と満面の笑みでハキハキと答えてくれた。
その言葉通り、練習中の雰囲気は非常に明るく、和やかそのもの。練習の厳しさの中にも笑顔は絶えず、野球を心から楽しんでいる様子がひしひしと伝わって来た。まさに笑顔のキャッチボール!?......
そんな選手たちに新谷監督は、「相手が女の子だということで困惑したこともあったけど、笑い、楽しさ、そして何よりも友達のような感覚で接することが大切!ということに気づかされた。」と言う。
選手のミスも、笑いを交えながらしっかり指導する。まさに笑いの1000本ノック!?
女子部員たちのプライベートは?
こんな和気アイアイとした部員たちのプライベートはというと、みんなでカラオケではしゃぎ、プリクラを撮ったりetc.…と、至って普通の女の子。キャンパスライフを存分に満喫している。
しかし授業中はジャージにTシャツ。「スカートなんてはけません。ここぞという勝負時!?にはくジーパンがオシャレの代名詞です(笑)」と苦笑いしながら、冗談交じりに呟いた・・・。
また、部員たちの年齢も18歳〜31歳までと幅広く、個性豊かで十人十色ならぬ八人八色だ。
「あんたオヤジキャラでしょ?!」「あんたこそ末っ子みたいなわがままキャラじゃん!」「いや〜、ペットの犬キャラのあいつよりはマシだなー」といった感じ。
それぞれ個性が織り交ざりながらも、しっかりと尊重しあうことで、ひとつの集団を上手に構成しているようだ。
女子部員をまとめる新谷博監督は。。。
そんな尚美学園大学女子硬式野球部だが、笑顔を絶やさず厳しい練習を週6日で行っている。
「まだまだ野球のレベルとしては男子中学野球レベル。今の自分たちに何が出来るか、何が出来ないかを把握し、その上で自分の実力を自覚して克服に繋げてほしい。研究心と向上心、そして謙虚な気持ちを常に持ち続けることが大切。」と新谷監督は穏やかな表情ながらも熱い眼差しでそう語ってくれた。
尚美学園大学女子硬式野球部のこれから
現在部員は8人。来年は多くの有望な選手が入部してくる予定だという。「今はまだ土台作りの時期。今後の私たちに期待してほしい!」と部員全員が声を揃えて語っている。日々“常笑”を心掛け、そして“常勝”を目指すこの野球部から目を離せずにはいられない!!