ウェブマガジンTOP >世界一参加したいゼミナール >2007年03月15日
世界一参加したいゼミナール

「ドラえもん」から人生を学べ

ドラえもんゼミ 富山大学 教育学部 横山泰行教授

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私たちの世代でドラえもんというマンガを知らない人はいないと言ってもいいだろう。そんなドラえもんから人生を学ぶゼミが富山大学にあるという。

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国民的マンガを違う目線で読み返す
き良きマンガの探求。

出来るだけ多くの人にドラえもんの良さを知ってもらいたい。そうした想いから1999年に始まったドラえもんの研究は1999年から始まって今年で7年目を迎えた。

 横山教授は、ドラえもんをマンガの古典として位置付け、登場人物の思想、行動、発言、夢、パーソナリティーに関する知識を追求したり、秘密道具の数・効用を明らかにして21世紀に科学の英知を結集したときそうした道具が実現可能かどうかを研究したり、さまざまな研究題目について議論するための学習会や講演会を開催したりなど、精力的に隅々まで事細かに研究しているようだ。

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普通に読むだけでも骨が折れる量である
山教授の研究としては、

藤子・F・不二雄先生自筆となる作品のみに限定し、その作品から登場人物の登場回数や吹き出しの回数、場面の状況などをデータベース化することで行う。

 これには想像を絶する労力を費やさなければならない。なぜならドラえもん全作品を1コマ1コマ丁寧に読み、データ入力していくという果てしない作業となってくるのだ。横山教授は今までに2000〜3000時間この作業を続けてきたという。全作品を最初から最後まで80回以上読んでいるのだ。

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なみに横山教授の一番好きなキャラクターはというと、

ドラえもんでものび太でもなく、スネ夫である。スネ夫の価値観とは、隣の家より1日でも早くカラーテレビを入れること、人の持っていないラジコンを持っていること、正月を海外で過ごすことなど、そのようなことが豊かさの証である。

 スネ夫の描写には、背後に財力や権力を常に持って行動する傾向がある。それはまるで日本人の考えていることを代弁しているかのようである。消費社会の中に陣取るスネ夫は、まさに東南アジアから見た財力や権力を乱用する日本人の象徴であるかのようにも思える。

 ただ、スネ夫の持ち物では、どう頑張ってもドラえもんの道具には勝てないのだ。アイデンティティとしては最先端のものを持っているのに、ドラえもんには負けるスネ夫を横山教授は日本人的なキャラクターとして好ましく思っている。

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横山泰行教授
富山大学 教育学部

大学ではドラえもん以外にスポーツ学で、気(オーラ)の授業なども担当している。


 ラえもん作品の魅力として、横山教授は語る。

 「オープニングに“あんなこといいな、できたらいいな”という歌詞があるように、夢を叶えてくれ、また、本当に必要なときに救いの手を差し伸べてくれるのはドラえもんであるという存在であるところなのです。」

 ドラえもん学の詳細については、WEBでも公開している。
興味が湧いてきちゃったアナタは一度ホームページを見てみるべし!

ドラえもん学コロキアム
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