立命館大学 津田演習(産業社会学部 津田正夫教授)
マスコミ業界への人気が高い現在。「メディア・アクセスの研究と実践」と題されたゼミが立命館大学にある。ゼミを担当するのは29年間NHKで働いていたことのある津田正夫教授だ。
■■メディアの意義とは■■
“メディア”って何なのか考えたことってありますか??
メディアとは、不特定多数の人にメッセージを伝えるための一つの方法。でも、発信者が自己満足で情報を発信したとしても、視聴者が求めるメッセージでなければ意味はなくなります。
つまり、“視聴者と正しいコミュニケーションをとること”が、メディアには求められているのです。
津田ゼミでは、「学生自身のメッセージを、どうやったらメディアを使って必要としている人に伝えることができるか」を研究し、実践しています。
■■メディアを通した学生番組■■
メディア・アクセスの実践として行われているのが「パブリック・アクセス実習」で、実際にメディアを使って情報を発信します。
2年生は、京都三条ラジオカフェでラジオ番組を放送。3年生になると、「どういう人達に自分達のメッセージを伝えたいか」、「そのためにどんなメディアを使うことが有効か」を考えてメディアを選択するところから実習をスタートさせます。もちろんテレビ局やラジオ局への協賛依頼や、制作におけるプロデューサー・ディレクターの役割も全部自分たちの仕事!
現在はCM制作に取り組む班、フリーペーパーを制作する班などそれぞれが興味のある分野に分かれ、活発な活動を行っています。
■■実習から学ぶコミュニケーション能力■■
実習を行うことでメディア制作への知識がより深まるため、ゼミ生からの実習に対する評判は上々。
さらに津田教授は「快適に生活していく中で、コミュニケーション能力は必要不可欠。実習を通して、人に伝える能力を身につけてほしいですね」と“コミュニケーション能力”を学ぶことの重要性についても強調した。
どれだけ情報化とIT化が進んでも、結局は人と人との繋がりが一番大切。そのことを津田教授は私たちに改めて教えてくれた。
