ウェブマガジンTOP >世界一参加したいゼミナール >2006年07月11日
世界一参加したいゼミナール

大学生がゼロから作り上げたゼミ
エコかっこいい「タンブラープロジェクト」

早稲田大学 環境経営ゼミ(理工学術院 友成真一教授)

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一風変わった団体も多い早稲田大学に、新たな新種が現れた。理工学術院の友成真一教授の指導の下に活動する環境経営ゼミである。その名の通り環境とビジネスを視野に入れてグローカルに活動するこのゼミは、実は、もとサークル団体であった。

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■■始まりは「ビジネスプランコンテスト」■■


 2005年、友成教授の講義の中で行われた「ビジネスプランコンテスト」で現メンバーの一人が提案した、“タンブラーを普及させることでエコビジネスに発展させる”という一案が事の発端であったという。
タンブラーの将来性に目をつけた現代表・清水正樹さんらが「タンブラープロジェクト」サークルを立ち上げた。

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■■「サークル」から「ゼミ」へ■■


 しかし単なるサークルでは、プロジェクトを成功させるために必要な、一般企業を始めとする外部との渉外力に欠ける。そう判断した清水さんらは友成教授に相談を仰ぎ、教授を顧問に迎え、改めてゼミナールという形で活動を始めることとなった。
それにより、自動販売機の製造・販売などを行う株式会社サンデンの方々との縁故を得、また伊藤園などを始めとする企業の方に聞き取り調査を行うなど積極的に外部と関わり続け、実現不可能と思っていたタンブラー専用自販機の普及という大きな目標の一つに、確かな一歩を踏み出した。
一方では、タンブラーを導入してくれるよう早稲田周辺の喫茶店と交渉を続けており、何店かから承諾も取り付けた。

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■■「ゼミ」としての意味■■


 友成教授も清水さんも、プロジェクト自体が成功する事はもちろんだが、その過程で何を得られるかが大事だと語る。
一般企業の環境問題への取り組みはイメージアップを狙った広報効果としての面があるし、消費者側でも商品自体に魅力がなければニーズが生まれない。
そういった社会の現状、あるいは本質を理解しなければ、単に環境問題について声高に叫んだところで何も変わらない。だからこそ、会議や討論を繰り返して問題を深く考える「ゼミ」という形態に意味があるのだそうだ。

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■■エコかっこいいオリジナル商品を■■


 メンバーの増員を狙って新歓を催した後は、11月の早稲田祭までに早稲田オリジナルタンブラーの販売に踏み切れるよう、“エコかっこいい”商品を目指し製品製作や販売戦略に余念がない。
ミクロな現場で頑張る環境経営ゼミの活動は、徐々にマクロな世界へと広がっていっている。―――

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