ウェブマガジンTOP >産学ジョイント倶楽部 >2006年10月18日
産学ジョイント倶楽部

甦れタカラジェンヌの聖地!〜武器は大学生の感性〜

関西学院大学×宝塚市


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華麗なステージで、現在も多くの観客を魅了し続けている宝塚歌劇。大阪や神戸のベッドタウンである兵庫県宝塚市は、そんな歌劇団とともに時代を刻み、音楽と歌劇の街として栄えてきた。しかしここ数年は、宝塚市は宝塚ファミリーランドの閉園、温泉旅館の激減などによって都市としての活力が低下。地域の人たちはこの現状に頭を痛めていた。そこで03年から推進されたのが、関西学院大学と宝塚市による都市活性化プロジェクト、通称「宝塚プロジェクト」。 街に再び元気を取り戻すため、関西学院大学の学生たちは「今までにない若い感性」を武器に日々奮闘している。



宝塚を再生しよう!


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05年から本格的に始まった、宝塚再生プロジェクト。
目標は子供からお年寄りまで楽しめるような都市再生だ。昨年は市や市民と討論を重ねた上で、河川敷でのイルミネーションや足湯など16本のプロジェクトを実施。
プロの手を借りながら足湯の桶作りをしたり、イルミネーションと同時に行なったライブでは、ライブで使用する電源を自転車をこいで確保した。

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市民参加による桶作りや発電など、活性化に向けた様々な工夫を凝らしたイベントを行ったことで、プロジェクトに関わった人からは好評を得たものの、市民全体への広報活動は不十分で反響は今ひとつという結果。
残念ながら、街全体にムーブメントを起こすには至らなかった。




2年目の新しい挑戦


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2年目となる今年は、約100名の学生と共にプロジェクトを進めている。
今年度は仕切りなおしの意味もこめて、新たなプロジェクトの立ち上げを重視。9本の新たな企画を含む13本のプロジェクトが稼動している。
中でも特に力を入れているのは昨年、あまり取り組むことができなかった“産業”との連携。
現在は新商品開発をはじめ、空き店舗へのテナント誘致などを主に学生主体で行っている。




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木本 圭一学長補佐

■所属
関西学院大学商学部助教授/学長補佐
■略歴
関西学院大学大学院商学研究科博士後期課程修了
■専門分野
会計学(国際会計)
■研究テーマ
アジア会計論
会計基礎概念論
会計情報分析




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定藤 繁樹教授

■所属
関西学院大学専門職大学院教授
■略歴
京都大学法学部卒業
■専門分野
経営戦略研究科
■研究テーマ
産学連携
新事業創成
ベンチャー

「答えが無いから、意味がある」


「満足できる街づくりのお手伝いをしたい。その足掛かりとしての、地域活性化を目指しています」と語るプロジェクト責任者の木本学長補佐。「地域の方々にとっては、このプロジェクトは自分の生活がかかったもの。だから議論は本音だし、真剣で、見る目も厳しいんです。」

机上の議論で終わらずに、実際に地域の人たちと本音でぶつかり合うことが学生にとって貴重な経験となっている。
また学長補佐は「都市再生プロジェクトには決められた答えがない。答えがないことに、意味があるんです。」とも語ってくれた。
まさに、『自分なりの答え』を探さなければならないこのプロジェクト。一筋縄ではいかない厳しい現状こそが、学生を実社会でも通用する人材へと大きく成長させるのだ。



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「都市再生に着地点はありません。市からの期待には、これからもずっと応えていきたいと思っています」と最後に力強く語ってくれた木本学長補佐。

花と緑に包まれた美しい街・宝塚市は、“学生の感性”を手に入れて、ますます人々を魅了していくだろう。





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