疾風のごとく走り続ける!
現役の大学生でありながら、スポーツ、エンターテインメントなどいろんなジャンルで活躍し、その将来が注目されているフロントランナーにスポットをあて、彼らの行動哲学に迫るインタビュー。WEB版オリジナルの第4回目は、05年にユニバーシアード女子ハーフマラソンで準優勝を果たし、今月行われる世界ロードランニング大会にも日本代表として出場が決まっている、陸上長距離選手の木崎良子選手にスポットを当て、陸上だけでなく将来の夢など素顔にも迫って聞いてみた。―――
木崎 良子
ニックネーム:良子
佛教大学社会福祉学部3年生
1985年6月21日生まれ。
■箱根駅伝の選手だった父の影響で幼い頃から陸上に触れる。しかし本格的に陸上に取り組み始めたのは、京都府立宮津高校時代から。05年の全日本大学女子選抜駅伝では6人抜きの快走を見せ、区間賞に輝いた。また同年のユニバーシアード女子ハーフマラソンで銀メダルを獲得。今秋は日本代表として世界ロードランニング選手権大会に出場が決まっている。尊敬する陸上選手は野口みずき選手だとか☆
■
木崎選手のBLOG★ラフデ会員の方・・・ログインしてご覧ください。
ラフデ会員ではない方・・・まず
会員登録をしてからご覧ください。(会員登録無料)
走るのが大好き♪

――昨年のユニバーシアード大会では、世界大会初出場ながら見事銀メダルを獲得されましたよね。やっぱり小さい頃からずっと陸上をやられていたんですか?
木崎 いえいえ。小さい頃は箱根駅伝経験者の父に連れられて近所を走る程度でした。中学時代もバスケ部で、本格的に陸上に取り組み始めたのは高校に入ってからなんです。
――えっ、バスケ部!?なんでまたバスケ部に?
木崎 お姉ちゃんが先に陸上部に入っていたので、先輩・後輩関係になりたくなかったんです(笑)。なので陸上部は試合前に時々練習に行く程度でした。
――では高校から真剣に陸上に取り組もうと思われた理由は?
木崎 中学時代に全国大会で負けたのが悔しくて!だから高校では陸上一筋で頑張ることにしたんですけど、思うような結果が出せなくてインターハイも予選落ちでした。その時に「大学ではもっと上の大会で入賞してみせる!」と思って、大学でも続けることを決意したんです。
初の海外大会で見事に銀メダルを獲得!

――高校とは色々と違う点もあったと思うのですが、実際に大学に入ってみてどうでしたか?
木崎 1年生の時は授業と陸上の両立に苦労しました(苦笑)。今年も秋からは保育実習が始まるので忙しくなりそうです。それから陸上部の女子選手は寮生活を送っているんですが、最初はそれにもめちゃくちゃ緊張しましたね。
――寮といえば、上下関係が厳しかったりと怖そうなイメージがあるんですが…。実際のところどうなんですか?
木崎 そういうのは全然ないですね〜。寮にいるとご飯も一人じゃないし、いつでも誰かに相談できたりするので安心感のほうが強いです。いい仲間に囲まれて、毎日すごく充実しています。
――そして大学入学後も着実に力をつけ、先述のユニバーシアード大会では見事銀メダルに輝きました。最初から入賞を狙っていたんですか?
木崎 いえいえ。実はこれが自分にとって初の世界大会だったので、スタートの時点では入賞は特に意識していませんでした。初めてのことだらけで、最初は給水もうまく取れなかったぐらいに緊張していました。でも後半になって「いける!」と思ってからは、入賞を狙っていきました。表彰台に上がれた時は、本当にすごく嬉しかったです!今まで見守りながらずっと応援してくれていた人たちの期待にも応えられたかなぁって。日本にいた家族にも、すぐに電話で知らせました。
――やはり世界で銀メダルを取ってからは周りの目も変わりましたか?
木崎 そうですね。どんな大会でも、周りからは「入賞して当たり前」と思われてしまうので、それがプレッシャーになることもあります。
――今までに「陸上を辞めたい」と思ったことはありますか?
木崎 う〜ん、辞めたいと思ったことは無いんですけど、結果が出ない時とかに“辛い”と思うことはありますね。今年の全日本大学選抜女子駅伝も、チームの他のメンバーの調子は良かったのに、私の調子が悪くて迷惑をかけてしまって…。結果も5位に終わってしまいました。そんな風に辛くなった時は「自分で『陸上がやりたい』と思ってここ(=佛教大学陸上部)に来てるんだから、次で絶対に結果を出そう!」と気持ちを切り替えるようにしています。
――なるほど。大学の名前を背負って走るということにプレッシャーもあると思うのですが、駅伝の魅力はなんだと思いますか?
木崎 走者、サポート、応援が一丸となれるのが魅力だと思います。もちろん果たさなきゃいけない責任もあるけど、「皆で一つになって走っているんだ」と思えるところが大好きです!
将来の夢は走れる保育士さん☆

――今月8日には日本代表として世界の舞台(世界ロードランニング選手権大会)で戦うことが決まっていますが、代表に選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
木崎 決まった時は本当にびっくりしました。私以外は福士加代子選手(ワコール)など実業団の方々ばかりなので。でもチャンスをもらえたことは素直に嬉しいです。こういう方達と一緒のスタートラインに立てるということは、今後の自分の自信にもつながると思うので精一杯、力を出し切りたいです。
――最後に3年生ということでそろそろ将来の進路を決め始める頃だと思うのですが、何か将来の夢はありますか?
木崎 小さい子の面倒を見るのが好きなので、保育士さんになりたいんです。大学の学部もそれを念頭において社会福祉学部を選びました。実業団に入るかはまだ決めていません。
――めっちゃ足の速い保育士さんだから、園児が悪さをした時とかすぐに捕まえられそうですね。
木崎 そうですね(笑)
「走るのが大好き!嫌々やるんじゃなくて、ずっと楽しんで走っていきたい」と笑顔で語ってくれた木崎選手。京都が生んだ最速ランナーは無限の可能性を秘めて、これからも走り続けます―――
木崎選手応援サークルはこちら♪
